チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

2021-01-01から1年間の記事一覧

105 お箸の持ち方

息子らが成人した今も箸の持ち方については話題になることがある。 僕はどうやら正しい持ち方ではないらしい。 でも正しい持ち方より箸使いには自信がある。 母親の持ち方が正しいとされてる様だったが、父親はいわゆる『裏ばし』。家内も『裏ばし』。幼児の…

104 小二男児vs擦り傷の痛み

小二の次男、風呂に入るのにちょっとした膝の擦り傷がしみる様で、濡らさない様かなり慎重になっていた。 傷のある片足はお湯につけず入ってたんだけど、次第に体勢が辛くなった様で意を決して湯船につけてみた。 数秒耐えてたけれど堪えきれず湯船から出て…

103 手に穴が開く(数秒過去の記憶)

子どもチャレンジの記事にあった「手に穴があく」という遊び。 片目を包む程度の円筒を作って、(例えば)右目で覗き込む。左目もつぶらず左手を見ると左手を通して右目で見えてる景色が見えるという遊び。 小二次男が挑戦。初回はうまく行ったもののそれ以…

102 心をコントロールできた二歳児

久々に託児ボランティアにきてくれたさとしくん(仮名)2歳。 1歳のころは泣くか寝るかだったのが、今回は……と言いたいところが、相変わらず。 お母さんと離れた瞬間泣き出してしまった。 僕は『おかあさんのところへ行きたいのに行けない』というストレス…

101 心の病と体の病

小一次男の話。 「勉強ができていない」と先生(女性)から叱責を受けたらしい。 他のクラスメイトも何人か同じように言われたらしいんだけど……。 その日は友達2人を誘って自宅で遊んでたのに、2人が帰ってしまうと「あのことを思い出して泣きそうになって…

100 「学校にいきたくない」に対して

小一次男のクラスに学校にいくのがイヤになった子がいた。原因は「みんなとペースが合わない」 わりとスローペース、おっとり型のドロシーちゃん(仮名)で、マイペースでいるとなかなか皆と歩調が合わない。この時の女性担任は『皆一緒にサクサク』というの…

099 クマのぬいぐるみのふり

当事僕は車の免許を持っていず、運転はもっぱら家内の担当。後部座席に僕と長男という図式。乳児の頃はク−ファンに入れていたんだけど、はみ出すようになってからは僕がシートベルト代わり。 抱いてるだけでは手に余るようになってからは、割と自由にさせて…

098 喧嘩という名のあそび

二人とも小学生だったろうか、姉妹でちょっとした小競り合いをしてた。買い物から帰ってきた母親はそれを見て、買ってきた長ネギで妹の方を叩きだした(なぜネギ?)。テレビの投稿ビデオの一場面。父親撮影だったのかな? 「きょうだいはケンカしちゃいけな…

097 大福と晩ご飯とバスケ

夕飯時間近くになって小一次男が大福を食べたいと言い出した。昼のおやつだったんだけど、昼食やおやつのタイミングがうまく合わずとっておいたものだった。 家内は「食べるとご飯が食べられなくなるからダメ」 それでも『今』食べたい彼は引き下がらない。 …

096 自己満足な指導?

小一次男の授業参観の時です。休み時間に男の子が泣いていた。友達に指をひねられたとのこと。 先生は教卓の前に二人を呼びつけ、加害者トット君(仮名)を被害者ジジ君(仮名)に謝らせた後、ジジ君に対し、叱るように指導をし始めた。 「痛い時は『痛い』…

番外:おかあさんはずるい

子どもの声を拾ったメモの中にこんなのがあった。シュチュエーションまではメモられてないので、どんな場面だかは忘れてしまったけど、3歳半の次男の言葉。「おかあさんはずるいんだから ゆるせないよ おこってもすきなんだから」泣きながら訴えてたのか、…

095 呼び水からの『やる気スイッチ』

卒業、卒園シーズンの話。 長男の学校ではクラス毎にクラスメイト全員に向けた一言メッセージを書くというのがあるみたい。夕食時にそのことが話題になった。 「AはBへのメッセージ、僕のを真似たんだよ」 「フーん」 「僕が『あ〜たらこ〜たらは、ど〜たら…

番外:あった

shironori.hatenablog.com ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ こちらで話題にしていた『マップペン』 どこ探してもなかったのに、 ありました。 ダイソーで発見。 『しるし付けペン』っていう名前に変えて チャコペンとして生き残ってた。 その役割に合わせて…

094 絵は描くものだと思う

長男が小5の冬休み、絵を描いたからコンピュータに取り込んで年賀状に印刷してくれと言ってきた。 当事『マイブーム』となっていたマンガのキャラクターがとぼけた感じで見事に描かれていた。僕は暫く考えたけど『拒否』。 不満な長男は抗議。ポイントは2つ…

093 気分の問題

新しい水筒を買ってもらった年長次男は早速使いたい様子。 「何でもいいからいれて!」と催促 煎茶と氷を入れてやったら 「おいし〜〜」 同日、6年長男が帰ってきた時仕事部屋から出てきた僕を見つけ、 「お父さん、それなに?」 僕が手に持っていたのはスト…

092 小学生だって甘えてもいいと思う

夕方自転車を走らせていると、散歩の途中なのか母親におぶさっている女の子を見かけた。小学3年の顔見知りの子だったので、一瞬声をかけようと思ったが、とっさの判断でそのまま通り過ぎた。 というのも…… (回想) 幼稚園で同じバス停の友達と遊ぶ約束をし…

091 掃除は嫌いらしい

男の子に限った事とも思えないけど、我が家の兄弟は激しい遊びが好き。普段は6歳離れた次男を遊び相手として認めない長男も風船を使ったバレーボールやドッヂボールになると一緒になって遊んでる。それは親としては嬉しい事なんだけど、場所が畳の部屋だった…

090 大きい方を友達に譲った理由

幼児を対象にしたビンゴ大会があった。ビンゴになった子から順に中身の分からない景品を選んで行くんだけど、大きい物からはけていった。 別の機会に小学生を対象にしたビンゴ大会があった。進行は同じだったが、小学生達は「サーチしてやる」とか言いながら…

089 成長は二進一退

年中時の次男はバス待ちの時間だっこをせがんでた。特に寒い日や甘えのひどい時はバス待ち場所までのおよそ100mも『だっこ』だった。年長になってもこの状態が続くのかと思っていたところ…。 それまで我々一組だったところに2年保育の年中児が加わった。しか…

088 子どもに『常識』は通じない

年少の長男と散歩の途中「工事中キケン」の看板にライオンの顔と×マークが描かれたものがあった。 それを見た長男は「ココ、ライオンがいるの?」 大人の常識とその場の状況からしてとてもいるとは思えないんだけど「いない」とは言い切れなくて「さ〜どうか…

087 算数的には間違いだけど

五年生の算数、確立の授業のときのこと。バスケットボールのシュートとゴールの数を例にして展開していた。 8回シュートして6回ゴールした人と10回シュートして7回ゴールした人を比べた場合、どちらが『優秀か』を求める方法を考えましょう…という問題。 ひ…