チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

053 親なんて駄々こねないで動かせる

子どもの遊ばせスペースの絵本コーナーで本を読んでいると、2歳くらいの男の子が本を持ってやってきた。読んでくれといってるのかと思い読み始めると、暫くして違う本を引っぱり出して僕の前に置いて喜んでる。「本を出す」という「遊び」だったみたい。また…

052 自分からやろうとしなきゃ始まんない

年少の次男と自転車で移動する時は荷台の補助席に乗せていた。最初のうちはダッコで乗せ降ろしをしてたんなだけど、ある日突然、「やってみる」って。 補助席のステップを使って自分で乗ることに挑戦し成功。 その後自慢気に「自分で乗れるようになったでし…

051 親だって言葉一つで動かせる

ウンチがしたいというので(一階のトイレで)手伝おうとしたら、 「さっきお兄ちゃんがしてたから、クサイから上(二階のトイレ)でする」 と言う。 「じゃ、上がっておいで」と先に上っていこうとしたら、苦しそうな声で 「ウ・ン・チが重くて のぼれないィ…

050 子どもとは自由に発想とばすもの

東京ディズニーランドに「ホーンテットマンション」というアトラクションがある。そう、いわゆるお化け屋敷。 託児ボランティアでのこと。 家族と行ってすごく印象的だったらしく、さかんにお話をしてくれた5歳児ネネちゃん(仮名)が、「じゃ、ホーンテット…

049 男の子おつきあいはテキトーに  2

長男(小4)がシンノスケ君(仮名)ちに行ってくるといって出掛けた後、ボーちゃん(仮名)がやってきた。 事情を聞くと、ボーちゃんもシンノスケ君の家で遊ぶ事になっていたんだけど、家がわからないから、学校との中間地点でマサオ君(仮名)と待ち合わせ…

番外:お父さんも中耳炎になってよ!

今、2020年8月現在、ボランティアみたいな形で或る団体の結構面倒くさいことをしていて、 というかさせられていて、できない!って言えばいいんだけど、全然できないわけではなく、無理すりゃそこそこ出来る事もあるわけで、でもその無理が気持ちから来るも…

048 男の子おつきあいはテキトーに ①

その日は長男(小4)の髪を切りに帰宅後予約制の美容院へ行く事にしていた。 長男にも学校に行く前にしっかり家内が申し渡していたそうだけど、それにもかかわらず、「ゴメン、サトシ(仮名)と約束してきちゃった。髪、切りに行かなくてもいい?」と言う。 …

047 キッカケがあれば心も切り替わる

前々からその日(木曜日)は家内の出勤時間が早く、次男の起床時間(8時)には既にいなくなっているというのはわかっていたことだった。 ここのところ(月曜から)毎晩、寝るのが遅く、毎朝のようにぐずって、なかなか起きれない状態が続いていた。 家内は長…

046 頑張った子どもの思い拾いたい

<033からの続き> shironori.hatenablog.com さて、そんなこんながあった帰りのバスを降りてからの次男。 帰り道、近所のおじさんとすれ違ったんで僕は「こんにちは」って声をかけたら軽い会釈でかえしてくれた。 でも次男の声は聞こえなかったので「アレ?…

045 独り寝はなるべく先に延ばしたい

イタリア人と結婚した従姉がいてね、彼女の一人娘はウチの長男と同学年で日本人学校に通っていて日本語もペラペラ。 長男がそんな彼女との会話の中で「弟の寝相が悪くて頭とか蹴られちゃうんだよな」といったようなことを言ったとき、「えっ!弟と寝てるの」…

044 人前で努力は見せない意地っ張り

長男は幼稚園の年長の春過ぎから半年間スイミングに通っていた。もう少しでちゃんと泳げるようになるだろうというところで辞めてしまったんだけど、そのことが小学校4年生の夏に大きな後悔?を生むことになるのだった。 プールのある日に限って体調をくずし…