チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

062 決め事の最後の手段ジャンケンポン

家内が子ども達に「お昼ご飯、スパゲッティとホットケーキ、どっちがいい?」と聞いた。 4年生の長男は「スパゲッティ」 年少の次男は「ホットケーキ」 意見が別れた! 僕は話し合いで決めるよう言ったんだけど、こんな時はコレとばかりに「じゃんけん」とい…

061 取り敢えず試してみたってイイじゃない

11ヵ月の子。 遊びの流れの中で、「はいどうぞ」をやってみた。受け取る事ができたので、「かーして」と手を差し伸ばしてみた。これには、反応しなかった。側で見ていた初老のご婦人が「ま〜だ無理じゃないの」と言ったので、「そうですね、ヘヘヘ」って言う…

060 緊張の糸がプツンと切れた音

長男小4、次男年少の冬休みも終盤に差し掛かった頃、家内が3晩程留守にすることになった。 3人で留守番。 初日の夕方、僕は二人を前にして「おかあさんがいない間は、二人とも、自分で出来る事は、自分でするようにしてくださ〜い」と言った。 「は〜い」と…

059 大事なものを貸してもらう方法

クリスマスの夜、次男(年少)と風呂に入っていると、長男(4年生)がドア越しに 「まるまるコロン、お兄ちゃんにもかして」と聞いてきた。 弟のもらったプレゼントのおもちゃで遊びたくなった模様。 次男はすかさず、けんもほろろに「イヤダ、かさない!」 …

058 兄ちゃんが一番でいいボク0(ゼロ)番

4年生の兄が僕に対して自分と弟、どっちが好きか聞いた。しかも、弟がいるところで。 僕は「お前がいちばんすきだよ〜」って答える。 弟も負けじと聞いてくるので同じように「お前がいちばんすきだよ〜」って答える。 兄は弟に劣等感を感じさせたくて意地悪…

057 おもちゃなど無くても遊びは作られる

長男(4年生) 「ア、6、一個みっけ」「ア、また6」 次男(4歳) 「こっちにも6あるよ、おにいちゃん」 長男 「よ〜し。お兄ちゃん、もっとみつけるぞ〜」 車で移動中、突然子ども達の間で遊びが始まる。同乗している母親(バーチャン)はわけがわからず、「…

056 正解は本人だけが知っている <3/3>

手順にも正解はあるんだよね。「チョコちょうだい」といわれ、大袋からひとつ取り出し、小袋をやぶってチョコのみを差し出したところ、「じぶんでするんだった〜」とごねられた。「小袋は大袋から自分で選んぶ。選んだ小袋を破ってもらい、チョコは自分で取…

056 正解は本人だけが知っている <2/3>

4歳になりたての次男に代筆を頼まれた。雑誌の付録のカードとハガキセットに友達へメッセージを書くと言うものだったんだけど、一つの文章をカードから書き初めて、字切りの変なところで、ハガキの方へ続けて書いていく。『〇〇へ』とか『〇〇より』とかいう…

056 正解は本人だけが知っている <1/3>

子どもの室内遊ばせスペースで遊んでいる息子(次男・当時2歳)の相手をしてくれている婆ちゃんがいた。形はめ遊びをしてたんだけど、息子は真剣に?悩みながら?形を置いていってる。間違ったところでも自分なりに納得しては、次のパーツへと手を伸ばすんだ…

055 親だって言ってくれなきゃわからない

ウチの長男は年少児の頃までは、自己主張が下手だった。 当時の僕はそんな長男に対しモヤモヤした気持ちをもっていた。 ところが小4ともなるとそれを忘れさせるほどの豹変ぶり。「もう少し自分を抑えろよ」と言いたくなるほど。 幼稚園での友達とのかかわり…

054 いざとなりゃ年少だってお兄ちゃん

託児ボランティアでの事。 託児スペースで遊んでいると、年少男児が「のどかわいた」と言って来た。水筒持参ではないのでいつもだと部屋の外の水飲み場まで大人が連れていくんだけど、この時大人は僕だけ。他は1歳半男児と1歳半女児が一人ずつと、年長女児。…