100 「学校にいきたくない」に対して
小一次男のクラスに学校にいくのがイヤになった子がいた。原因は「みんなとペースが合わない」
わりとスローペース、おっとり型のドロシーちゃん(仮名)で、マイペースでいるとなかなか皆と歩調が合わない。この時の女性担任は『皆一緒にサクサク』というのを好むタイプでどうやら彼女はそれを重荷に感じ「学校に行きたくない」ということになったらしい。
次男の話によるとクラスでも「ドロシーちゃんが学校に来ないのは先生との相性が悪いから」ということになっているみたい。母親と担任は話し合いをしているようで、家内から聞いたところによると「ドロシーちゃんだけ特別というわけにはいかないから」と言われたらしい。
集団教育というのはそんなもんなのかなと思ってしまった。集団の中に『特別』があってはいけないんだろ。
でも灰谷健次郎なら、鹿島和夫ならどうするだろう。「学校にいきたくない」と思わせるまでの対処をしただろうか?
指導する側としてはみんなが同じペースだとすごく楽なんだろうけどね。