チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

104 小二男児vs擦り傷の痛み

小二の次男、風呂に入るのにちょっとした膝の擦り傷がしみる様で、濡らさない様かなり慎重になっていた。

傷のある片足はお湯につけず入ってたんだけど、次第に体勢が辛くなった様で意を決して湯船につけてみた。

数秒耐えてたけれど堪えきれず湯船から出てしまった。

「そんなにしみるならもう上がれば」

と言ったのに対し

「イヤだ!」

僕「じゃ、ハンカチを膝に巻く」

次男「すぐしみてくる」

僕「タオルを膝に巻く」

次男「それでもしみる」

僕「我慢する」

次男「ムリ」

僕「じゃ、泣いてもいいから」

次男「イヤだ」

僕「泣いてる間にお父さんが洗ってやるから」

次男「どうすればいいのぉ」(半泣き)

僕「そんなに痛いんなら上がるか我慢するかどっちかだよぉ」

しばらく考えて彼の出した答えは

 

「泣きながら我慢する!」

言葉通り泣きながら我慢してた。