チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

050 子どもとは自由に発想とばすもの

東京ディズニーランドに「ホーンテットマンション」というアトラクションがある。そう、いわゆるお化け屋敷。

 

託児ボランティアでのこと。

家族と行ってすごく印象的だったらしく、さかんにお話をしてくれた5歳児ネネちゃん(仮名)が、「じゃ、ホーンテットマンションごっこやろう」と言い出た。

場所はただ広いだけの畳部屋。ミニカーや折り紙、お絵書きセットなど、細かなおもちゃがパラパラとあるだけ。何をどうすればいいのか想像もつかないまま「じゃ、しようか」と言ってしまった。

 

 

すると彼女は僕に肩車させて、明かりを消し始めたの(電気はひも付きのスイッチ)。

そのあとなんとなく空いていた境の襖や、窓の障子やら閉めていき、薄暗くなったところで…。

(とはいえ昼間なんでたかがしれてる)





突然「きゃ〜〜〜」「きゃ〜〜〜」「きゃ〜〜〜」走り回りながら「きゃ〜〜〜」「きゃ〜〜〜」「きゃ〜〜〜」「きゃ〜〜〜」僕もそれに合わせて「きゃ〜〜〜」「きゃ〜〜〜」「きゃ〜〜〜」同い年のナナちゃん(仮名)も「きゃ〜〜〜」「きゃ〜〜〜」「きゃ〜〜〜」

ボランティア仲間のおばさまがたはあきれ顔?で見守ってた。

こんなんでよかったんだと。

遊びを創造する力って、おもしろい。

子どもってスゲーー。

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ぶどう