チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

057 おもちゃなど無くても遊びは作られる

長男(4年生)

 「ア、6、一個みっけ」「ア、また6」

 次男(4歳)

 「こっちにも6あるよ、おにいちゃん」

 長男

 「よ〜し。お兄ちゃん、もっとみつけるぞ〜」

車で移動中、突然子ども達の間で遊びが始まる。同乗している母親(バーチャン)はわけがわからず、「あんたたち、何してんの?」「なんで6ばっかり探してんの?」と聞くんだけど、別に理由はないみたい。たまたまこの日は『6』だったけど、時にはコンビニになったり、郵便ポストになったり、バイクになったり、タクシーになったり、小学生になったり、柿の木になったり…。

暇つぶしの単純な遊び。

「なんで?」って聞くほうが野暮ってもんだ。

以前<018>で
「こいつ、なんでそんなことするんだろう」って思ったら、『何でか』を探ろうと思う。
という様なことを言ったけど、この場合は当てはまらない。
詮索などせず、子ども達の感性を素直に受け止めたいね。
それぞれがスマホやゲームいじってるより健全だと思うし。

 

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