チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

071 『おじさん』という名の『おもちゃ』の話

乳児から幼児になると冒険をし始める。幼稚園児くらいの年齢が好む遊びに『お父さん登り』があるみたい。家の中でできるちょっとした冒険だね。
お父さんとしてはジッとしていればよいだから、ラク。 とはいえ、支えてやるだけの体力は必要。これが、子どもの体重に反比例して体力は落ちてくるので、そういった年代にかかってしまうお父さんとしてはそうも言っていられない。

 

幼稚園で子ども達と遊ぶ時間が持てた時『おじさん登り』が始まってしまった。
一人の子を対象にフロアーに座って、膝から肩に登ったところで飛び降りる。という遊びをされていたところ、いつのまにか列ができていた。
「次、ボクね」「その次ワタシ!」
・・・そう、女の子も参加してきた。

 

「おとうさんって、おもちゃみたい」長男に言われていた言葉が、次男だけでなく、その友達にもしっかり受け継がれていた。

「このおじさんおもちゃみたい」

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