042 間違わないソレが男のプライドだ
幼稚園で内科検診のあった日の次男、帰りのバスから降りて帰宅する道すがら、
「ボタン、なくなっちゃった」
よくよくみると園服(袖無しうわっぱり)の一番したのボタンホールがあまってた。
何のことはない、ただのかけ違えだった。
僕「今日、病院の先生、きたんだよね」
次男「うん」
僕「園服自分で着れたんだ」
次男「でもボタンなくなちゃって、ゴメンね」
僕「大丈夫、大丈夫。いつか出てくるよ」
「ひとりで着れてえらかったね」
という会話。
おしまい。
「大丈夫、大丈夫。」のあと「掛け違えてるだけだから。ホラ、ぜんぶあったでしょ。」と、安心させることもできたんだけど、ボタン掛けができたことを評価することを優先してしまった。
失敗したことを指摘されたら出来たことの嬉しさより出来なかったことの恥ずかしさの方が大きくなるもんね。
現にそれでクヨクヨしてたんだから。
出来たことを誉めてもらった方が嬉しいよね。
男のプライドってやつだ。