チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

043 頑張って子どもといっしょに口あける

テレビアニメ「一休さん」。
高名な絵師が描いた絵に一休さんが違和感を感じるという話があった。

ダッコした子どもにさじで何かを食べさせようとしている母親の絵だったんだけど一休さんが言うには、母親だったら食べさせようとする時自分も口を開けるはずだ。という理屈。
アニメのその絵の母親の表情は優しそうで美しくはあったけど口は閉じたままだった。

子どもの離乳時期の食事時「あ~ん」といいながら口を開けている自分に気付く度に、「一休さん」の話を思い出していたなぁ。

なんで自分も口をあけてしまうんだろう。子どもに対して「ほら、こうしてごらん」というような気持ちを込めて、動作で伝えようとしているからなんだろうな。
誰かに何かをさせようとする時「これをああして、こうして」と言葉で説明するより、実際に手本をしめしたほうが伝えやすい。
ましてやまだ言葉の通じない場合「口をあけてごらん」っていううんじゃなく、「ア~ン」っていいながら自分が口をあけて子どもに動作を伝えてるんだなって。

shironori.hatenablog.com

 

↑でも言ってるけど、子どもの学習って『親マネ』からだよね。

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サル だったかな?