チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

036 嫌い嫌いも好きのうち

次男3歳の頃、時折唐突に「おかあさん、スキ」と言って家内にすりよったり、抱きついてきたりしてた。
そんな時家内は嬉しいような、困ったような表情で、「ありがとね。おかあさんもお前の事大好きだよ」と抱きすくめ、対応していた。
なぜ『困ったような』か。彼女に言わせると子どもの愛情確認の行動だろうということなんだよね。かまわれかたが少ないと感じた時、こういう行動に出るんじゃなかろうか。と。
だから『好かれてる』と安心するより、もっとかまってやらなきゃって思っちゃう。
(めんどくせーやつ)

次男がこんな事を言った時「おとうさんは~」って聞いてみる。
きまって「きらい」という答えがかえってくる。
家内は「いいわねー。お父さんの愛情は足りてるってことなのね~」と解釈する。
(ホント、考えすぎだって!)
僕は「わ~い。お父さんもおまえのこときらいだよ~」と言っておく。
信頼関係無しにはできないやりとりと、自負してたりして。

たまに「おとうさん、スキ」とか言ってきたりしする。
そう、それは決まって、僕の仕事スペース(敢えて仕事部屋とは言わない)での事。『好きだからかまって』というアピールだとすると、『めんどくせー』『考えすぎじゃ……』って思ってた家内の解釈は案外的外れではないのかなって思っちゃうね。

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これこそうし