チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

007 『危険』を解らせたい時

例えば
電気の差し込み口やファンヒーターの吹き出し口、扇風機の羽に手を近付けようとした時の家内の対処としては、きつく諭して次回からの注意を促す。
言葉も通じないうちにそれをやると、恐いお母さんというイメージが残るだけのような気がするんだよなぁ。
僕はどうしてたかって
言うと、デコピンの要領で手をピンって弾くようにしていたな。
そうした後で、すかさず
「痛かったー?ここに触ると痛いんだね。止めようね。よしよし」
と言って痛がっている所をなでてやる。
これで『痛いことから守ってくれるお父さん』の出来上がり、
危険なことも減りこちらはますます頼りにされる。

が、しか〜し、この方法は家内には極めて不評だった。


例えば
熱い湯のみがあるとする。
(いや、コレも実際の話だから例えばではないな)
「あついからさわっちゃだめよー」では何を言われてるのかわからないだろうと思うので、そんな時は逆に触らせてみるといいんじゃないかなって思うんだよね。
少しでも触れれば「アチッ」ってなる。

そうすやって身を以て知っていくんだよね。
そのあとこちらが平気で持ち上げて熱いお茶でもすすろうものなら、「大人って凄い」という風な尊敬の眼差しが。
もちろんコレも実際やってたんだけど、やはり
家内からは不評だった。

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ウルトラセブン?とウルトラマン