チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

075 指示出しは具体的に

5年生の長男、連日友達を家に誘い込んでゲームキューブスーパーファミコンに夢中になっている。その影響で年中の次男も時折ゲームをする。ボタンを押すだけのバトルものは一人でやってるときがある。

そんなある日、片づけがきちんとできていなかった。

「ちゃんと片づけな」と言ってもしらん顔。

「片付けない人はゲームやっちゃいけないんだよ」

「これからゲームしちゃいけないことにしよう!」

などと脅し文句を使いながら、無理矢理片付けさせた。

 

そんなことがあった数時間後、ある育児サイトを閲覧してた。そこには「アレはダメ、コレはダメという否定の言葉より、こうしましょうという肯定の言葉での働きかけ」を推奨するような内容が書かれていた。

「しちゃダメだけを伝えるのではなく『じゃ、どうすればいいの』っていうことまで伝えるべき」という自分の持論を確認した訳だけど…そういえば…。

 

片付けを促す言葉って「『片付けなさい』でよかったんだっけ」という疑問がわいてきた。

「たしか『〇〇を××に入れて』といったようなより具体的な表現だったよな」という思い。子どもの成長と共に、以前は当り前に出来ていた細かい接し方が出来なくなってきた事を感じた。

 

弁解めいて言うなら「具体的に言わなくても理解できる様になったと判断した」って事なんだけどね。

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おとうさん(いや、こんなんじゃないから……)