チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

068 戦いごっこは気持ちを安定させると思う

漫画クレヨンしんちゃんはその作風から子育て関係者には敬遠する人もいるみたいだけど、我が家では推奨してる。

ただ、ネネちゃんが人知れずうさぎのぬいぐるみをぶっ叩くシーンだけは好きにはなれなかった。

 

が、しかしよくよく考えてみるとこれも子どものストレス発散の一つの方法なんだよね。

コレを『人』に対してやってるわけではないので、仕方ない。人形を代用することで精神の安定を保っているとしたら。ぶっ叩き行為のおかげでネネちゃんはみんなとうまくやっていけるのかもしれないと思った。

 

というわけでわが子にも可能な限り暴力行為を容認している。( こう書くとスッゲー誤解されるんだろうな)

ターゲットは僕自身。戦いごっこというやつ。もちろん僕もやられっ放しじゃない。そんな中で叩いたり叩かれたり、蹴ったり蹴られたり、潰したり潰されたりの感触を覚えさせていく。

 

次男は3才くらいの頃、室内遊ばせスペースにあるうさぎやきつねの抱き枕を相手にバトルを仕掛けてた。その都度どっかのお母さんからたしなめられるのではとハラハラだったけど幸い?そういうことはなかった。(内心ではナンカ思われてたカモ)。

 

物は大切に、ぬいぐるみは可愛がりましょうという考え方も大事だろうが子どもの精神安定の為にはぬいぐるみとのバトルも必要と捉えたいね。
女の子だって戦い遊びが好きな子もいる。普段おとなしい子でも、気持ちをチョイとくすぐってやると、パンチやキックがとんでくる。
いや、本当にとんでくるんだなコレが。
ストレスを溜め込んだ『おとなしいいい子』から『無駄なストレスが解放された安定した子』へ向う大事な行程だよね。

 

そんなことしてたら暴力的な子に育つって?
いや!とても真っ当に成人しましたね。

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