チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

番外:子どもの『ガス抜き』について

小学生を預かって遊ばせるボランティアをやってるんだけど、遊びのメニューの一つに声出しダッシュというのを取り込んでます。
声出をしながら(叫びながら)決まったラインまで走るというただそれだけの遊び。
叫ぶ言葉は紙に書いて見えない様に袋に入れて子どもたちに引かせる。
「がんばるぞー」「まけないー」「お母さん大好きー」などという言葉のほか、
「バカヤロー」「大っキラーイ」「う○こー」という日常生活ではNGワードとしているものも入れてる。
これが結構子ども受けしている。
日頃禁じられてる言葉をここぞとばかりに叫んで『スッキリ〜』って感じ。
案の定一人の保護者(お母さん)から
「あの〜、『バカヤロー』はアリなんですか?」って聞かれた。
「この場ではアリです」と答えた。
この場だからこそ許せる言葉として、ストレス多い子どもたちのストレス発散場所ってイメージ。
世に言う『ガス抜き』と思ってやってます。


ご近所に『バカ』って言うのをマイブームにしてる子がいた。
当時4歳。
人の顔見ては「バカ!」「バカ!」って連呼してたけど、
今では礼儀正しい高校生に育っている。