チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

番外:駄々こねについて

「帰らない」と泣きわめいたり、カンが強かったり、かんしゃくを起したりといったいわいる『扱いにくい』と感じる子に対してどう接したら良いかということが新聞でアドバイスされていた。
ここでのキーワードは子どもの心を推し量りながらの『言葉掛け』。公園から帰りたくないと泣く子に対しては「まだ遊びたいね、泣いてもいいよ」と子どもの気持ちを代弁しながら連れ帰る。親子の気持ちが安定している時に、だっこやじゃれ合い遊びで心を触れ合わせる。んだって。

とはいえ気持ちが安定してなかったり、気持ちに余裕がない時だからこそ『扱いにくい』と思ってしまうんだろうに。
そんなとき撲は子どもと一緒に泣いてたね。「エーン、おとうさんももっと遊びたいよー」とか。
欲しい食べ物が無くなってぐずり出したら「エーン、おとうさんも食べたかったよー」など。
夜泣きがひどかった時期も無理に泣きやまさせようとはせず、抱いたまま一緒に泣いてたなぁ。
隣に長男と一つ下の女の子がいたんだけど、その子が泣き出すと「一緒に泣こうか。エーン」と言うパパさんの声が聞こえてきたりして、「ア、同じジャン」って思ってた。

記事の中で「手のかかる子だったり、かんしゃくを起しやすかったりすると、『子育てが間違っているんではないか』『愛情が足りないんではないか』と自分を責めてしまう方がいらっしゃる」とあった。
「だだをこねるのは頭がいいから。頭がいいから色んな方法で親の関心を引こうとしている」
「手を掛けているほど手が掛からなくなる」
な〜んて勝手に思って、我慢しながらもてきとーに接っしてたんでストレスも少なかったな。
(なかったとは言わない!!)