チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

011 絶対評価は相対評価と区別しよう

当時の僕は自営業だったので殆ど家の中。
仕事場としてのコンピュータ部屋も出入りも自由にしてあるので、『おとうさんがいない』状態にはなかなかならない。
仕事の合間や、仕事が急ぎでないときなどはなるべく子どもと接していたいし、仕事中でも目の届くところに置いておきたい。
極端なことを言えば、朝昼遊んで徹夜で仕事みたいな。
接してる時間は外で働いてるお父さん達と比べ何倍も多いように思うんだけど………。
でも子どもに何がしたいとか聞くと「おとうさんともっとあそびたい」という答えが返ってくる始末。

仮にアンケートかなんかで『お父さんと遊んでますか』という質問があったとする。
これに子どもが「遊び足りない」と答えたとしても、その人を育児放棄のお父さんとすぐには決めつけないで欲しいんだよね。
もしかして、もしかしたら充分遊んでるのだけれど、この子にとって足りないだけなのかも知れないんだから。

コレ、大人も同じね。
僕の母親が長期入院してる時、家内は毎日見舞いや差し入れに行ってくれてた。
で、ある日、親戚の者が見舞いに来てくれて様子を聞いた時に母親は
「(見舞いには)全然来てくれない」って答えたらしい。
80過ぎてて気が弱くなってたのもあるだろうけど、おかげで酷い誤解をされてしまいましたとさ。
ヤレヤレだよ。
(その頃の僕は会社勤めになってて平日は出勤してました)

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寄り添うウルトラマン(雑 😅)