チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

020 投げていいものは投げようよ

物を投げることに極端に敏感なお母さんの話。
お手玉風につくった玉をマジックテープの的にくっつけて遊ぶものなんだけど、それを3歳前位の男の子とぶつけあって遊んでたんだよね。
したら、母親がやってきて注意するんだよ。

「人に投げちゃダメでしょう」
って。
僕に謝った後、「ほら、ここにこうして当てるのよ」って正しい遊び方を教えるので興醒め。

せっかく結構楽しくぶつけられていたのにぃ。
僕は「いえ、これは投げて遊ぶものですから」と言いながら、あえてその子にお手玉を投げつけて戦闘を再開。

よそのおじさんにぶつけては失礼と思ったか、ウチの子の『なげ癖』が増長されると思ったのかは分からないけど、投げていいものは投げさせておかないといけないって思うんだよねボクは。

お手玉は、マ、100歩くらい譲って分かるとしても、風船をぶつけている女の子を咎めていたお母さんもいたね。
確かに彼女はその後の行動を見ていても、コルクの積み木とか、プラスチィックのおもちゃの食器とか、何でも投げるるような子ではあったけど……。

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感動の玉虫