チャイルドマインダーの子ども観

2000年頃の子どもの観察記録 他

025 幼児の行動(024のつづき)

前回長男のフォローに回った次男の行動で、
長男が2歳の時家内から聞いた話を思い出したね。
彼は冷蔵庫の上にのっているおやつをねらって、椅子だか踏み台だかにのぼり、さきっぽにカーレンジャーのバルーンの付いた棒を使って背伸びしながらとろうとしている姿を目撃したんだって。
長男も2歳の時期にはそういった知恵を働かせようっていう態度が見れたのに、な〜ぜ3年生の彼ができなかったのか!
大袈裟な言い方をすると、幼児の方が色々考えながら生きていたということなのかな。

僕達の子どもの頃、NHKの子ども番組で人気だった『ノッポさん』。
ノージーの前のわくわくさんの前のノッポさん
知ってるかなぁ。
僕は『できるかな』見てなかったんで知らないんだけど、その人がこんなことを言ってるってのを見た。
「今の僕より4、5歳のころの僕の方が賢かったんじゃないかと思いますから、小さい人を見ると、ずっと年が上の僕よりも賢いのではないかと思うんです。」
そう思うことで子どもを一人の人格として付き合うことができるんだって。
たかだか3歳の子どもに『未成熟な子ども』ではなく、自分で考えながら行動する一個の人格を見せられたような瞬間だったな。

3歳の弟にだけではなく、2歳の自分にもしてやられた長男でした。
どんとはれ~。

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ほたるぅ〜〜